ジャンボ宝くじ
ジャンボ宝くじとは、一般的には「ドリームジャンボ宝くじ」「サマージャンボ宝くじ」「年末ジャンボ宝くじ」「グリーンジャンボ宝くじ」「オータムジャンボ宝くじ」の5種類を指します。本来、当選宝くじ1枚当たりの当選金は額面金額の20万倍以内であることが宝くじは当選金付証票法によって定められており、額面300円の宝くじの場合は6000万円が上限になります。しかし、これらのジャンボ宝くじの場合は総務大臣の指定を受けることによって上限を超える一等2億円などの高額当選が設定されています。5種類のジャンボ宝くじのうち、「ドリームジャンボ宝くじ」「サマージャンボ宝くじ」「年末ジャンボ宝くじ」の3種類は、政令指定都市を発売主体とし(サマージャンボは市町村)、枚数が不足すると追加で発行されるのが特徴で、抽選はそれぞれNHKによって生中継が行われています。一方、「グリーンジャンボ宝くじ」と「オータムジャンボ宝くじ」については発売枚数が限定されていて売り切れが生じることもあります。そのため、先の宝くじを「3大ジャンボ宝くじ」と呼び、あとの二つは全国通常宝くじに含まれます。当せん金額が高額であることからまとめてジャンボ宝くじと呼ばれますが、「グリーンジャンボ宝くじ」と「オータムジャンボ宝くじ」は正式にはジャンボ宝くじではないという考え方をされるのはそのためです。これらのジャンボ宝くじで一等を引きあてる確率は約1000万分の1と言われており、一等が2億円などの高額であることを考えるとこの確率が高いか低いかは人それぞれの感じ方によるところですが、ドリームジャンボやサマージャンボの売り上げが約1000億円、年末ジャンボに至っては約2000億円ということからも、人気の高さはうかがえます。実際、普段ギャンブルはしないしナンバーズなどの購入もしないけれども、ジャンボ宝くじだけは買う、という人は多いのではないでしょうか。「当たりやすい売り場」や「この日に買うと当たりやすい」といったことが話題になるのもジャンボ宝くじならでは。いずれにしても、宝くじは「夢を買う」ものですから、券を購入して当せん番号発表までのドキドキ感を存分に楽しむのがよいでしょう。