高額当選者は不幸になるってほんと?
宝くじが当たると不幸になるという話があります。突然何億円ものお金がもらえるのに不幸になるなんて考えられないかもしれませんが、実際にそんなケースはあるようです。確かに、普通の人にとって2億円などのお金はちょっとイメージできないくらいの大金です。たとえば何もないときに親戚がポン、と100万円くれたら私たちはすごく感謝するでしょうけど、その人が2億円の宝くじに当たったと聞いていたらどうでしょう?もうちょっとくれたらいいのに、と思わない自信はありますか?宝くじに当たると親戚や友人が増えるというのは本当で、手のひらを返したように寄ってくる人々を目の当たりにして、人間不信に陥る人もいれば、美味い話にだまされてせっかくの当せん金を失ってしまったという人もいます。わけのわからない団体が寄付を募ってきたり、縁もゆかりもない人が、お金を貸してくれと訪ねてきたりもするそうです。自分の親族や友人に限ってそんなことはないと思っていたのに、いざそれを伝えると予想外の対応をされたりして傷つくこともあるかもしれません。そのため、日本では基本的に宝くじの1等などの高額当せんをしても、自分でそれを言う人はほとんどいませんし、人によっては誰にも言わずに隠し通す場合もあります。それくらい、お金の問題はデリケートなのです。もちろん、親族内でオープンにして、それぞれが家や車を購入して仲良く暮らしているというケースもありますので、必ずしも不幸になるというわけではありませんが、大金を手にしたことが必ずしも幸せにつながるわけではないということも覚えておきましょう。とはいえ、これはあくまでそういうケースも過去にあったというだけの話で、当たらない人たちからの妬みもかなり入っている話です。宝くじが当たって幸せになるか不幸になるかは、人それぞれだといえるでしょう。